春は気温の寒暖差とともに、気圧の変動によっても、自律神経のバランスを崩しやすい時季です。 気圧が下がったり上がったりすると、内耳にある気圧センサーが脳に気圧の変化を伝え、その情報に対して自律神経が反応して、様々なストレス反応が起こってしまいます。
気温の差が7℃以上あると、寒暖差疲労が起こりやすくなります。 体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、全身倦怠感、冷え症、頭痛、首こり・肩こり、胃腸障害、イライラ、不安、アレルギー(鼻炎症状)などの様々な症状が出てしまいます。
□ 夏の暑さも苦手だが、冬の寒さも苦手だ
□ 周りの人と比べるとエアコン(夏の冷房、冬の暖房)が苦手だ
□ 気温差が大きくなる季節の変わり目などに体調を崩しやすい
□ 寒い場所から暖かい場所に移ったときに顔がほてりやすい
□ 顔が一度ほてると、もとに戻るまでに時間がかかる
□ 冷え性があり、身体の一部(手や足)が冷たく感じることが多い
□ 冬は身体が冷えて寝つきが悪い
□ 入浴中、お湯につかっても芯から温まるのに時間がかかる
□ 冬は機能性保温下着が手放せない
□ 身体がむくみやすい
1〜3個の人は「ライト級」 比較的耐性が高め 4~6個の人は「ミドル級」 耐性があつ程度ありますが注意が必要 7個以上の人は「ヘビー級」 耐性が低く対策が必要
●体を温めてリラックスする ●適度な運動で基礎代謝を上げる ●体温調節しやすいようにカーディガンやマフラーなどを持ち歩く ●ぬるめの38~40度のお湯に10分くらい浸かり、血液やリンパの流れを改善する ●手首・足首・首の三首を温める ●首と肩の筋肉をストレッチして緊張をゆるめる ●冷たい飲み物は控え、常温以上のものを飲む ●タンパク質・ミネラル・ビタミンなどをバランスよく摂る
本当の意味での健康は、肉体的、精神的、および社会的にもすべてが満たされている状態にあることを言います。 季節の変わり目は特に体調が崩れやすいので、日頃から注意しておきましょう。