その①
幸せホルモンと言われている【セロトニン】が分泌されると、満腹感を与えて食欲を抑える働きがあります。
セロトニンは、日光を浴びる時間と比例していて、日照時間の長い夏は他の季節と比べて多く分泌されます。しかし秋になると、日照時間が短くなるため、セロトニンの分泌が減少してしまいます。
そのため「秋になると満腹感を感じにくくなってしまい食べる量が増える」のです。
その②
季節が変わり気温が下がると、基礎代謝量が上昇します。基礎代謝が上昇するので、エネルギーを使っているわけですが、その分を補おうと食欲が増してしまうのです。
その③
実りの秋と言われるように、美味しいものが出回るため、
食欲が増してしまいます。
身体を冷やさない
急激な気温の変化によって秋バテしやすいこの季節。冷えには注意が必要です。地中で育つものは体を温めてくれるので、根菜類がおすすめです。
水分摂取
秋は以外と乾燥しやすい季節です。暑さが和らいて水分摂取量が減ってしまうので、意識して水分を摂取しましょう。常温や暖かい飲み物が良いのですが、コーヒーや緑茶は体を冷やしてしまいます。紅茶やほうじ茶、ウーロン茶がおすすめです。
胃の健康を守るには、脂っこいものや刺激物、アルコールの量を控えめにしましょう。
食べるときはできるだけゆっくりと、腹八分目を心がけましょう。
また、三食きちんと規則正しく食べることも大切です。
食事を抜いて、極端な空腹が続くと胃液で胃壁を痛めてしまうことがあります。
口と胃腸はつながった消化器官です。下記の症状が現れたらかかりつけ医を受診してみましょう
●口の周りに吹き出物ができる→胃の粘膜の荒れかも
●口角がただれる→胃の疲れかも
●舌の色が白くなる→消化不良かも
●舌の色が黄色くなる→胃酸過多かも
●口臭→胃の働きの低下かも
本当の意味での健康は、肉体的、精神的、および社会的にもすべてが満たされている状態にあることを言います。
食欲の秋、スポーツの秋、体調に気をつけながら楽しみたいですね。