朝、布団から出るのがつらい季節到来です。
この時期、朝起きるとなんだか顔がパンパン…とか、午後になるとなんだか脚が重い…などと感じる方も多いのではないでしょうか。
そう、実は冬はむくみやすい季節なのです。
冬のむくみは、寒さによる血行不良が原因とされています。
冬は寒さによって運動不足になり、汗もかきにくくなります。このため、代謝が下がり、むくみが発生します。特に足がむくみやすくなります。
◆代謝の低下
冬は夏に比べて活動量が減るので、血流やリンパの流れが滞りがちになります。
そこで溜まった不要な水分が「むくみ」となります。
血行不良による冷えで筋肉が硬くなり、むくみが改善しにくいのも冬のむくみの特徴になります。
♦水分不足
水分が不足すると老廃物を十分に排出できなくなり、足のむくみが起こります。
トイレが近くなることを嫌い、水分補給を控える人もいますが、むくみを防ぐためにも水分補給を意識しましょう。
①適度な水分を補給
水分摂取は多すぎても控えすぎても、むくみの原因になります。
寒い季節は冷たいものは避け、温かい飲み物などで積極的に水分を摂るように心がけましょう。
②塩分を摂り過ぎない
塩分を多く摂ると、体の塩分濃度を薄めようとして体内に水分をため込んでしまい、むくみにつながります。
③身体を温める
温かい料理や発汗作用のある生姜や香辛料などを取り入れて、身体の中から温めていきましょう。
また、お風呂で汗をかくこともむくみの解消につながると言われています。
④こまめに足を動かす
デスクワークなどで長時間、同じ体勢でいることも、むくみを引き起こしてしまいます。
1時間に1回ぐらいは軽く動きましょう。足首をパタパタと動かしたり、軽くまわすだけでも、ふくらはぎの筋肉が刺激され、血流がよくなります。
本当の意味での健康は、肉体的、精神的、および社会的にもすべてが満たされている状態にあることを言います。
冬も適度な水分補給をわすれないようにしましょう。