あまり汗をかかない冬は、水分を失っている自覚が少なく、夏に比べると水分補給の機会が減る傾向にあります。
また、暖房器具によって意外と空気が乾いているものです。
風邪対策には、手洗い・うがいに加えて、水分補給も大切な予防法です。
風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。反対に湿度50%以上になると活動が急激に低下します。
水分補給をすることで、喉や鼻の粘膜を潤してウイルスの侵入を防ぐとともに、
侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けてくれます。
1日8回、コップ一杯のお水を飲もう
1回150mℓを8回飲むと1.2ℓ
1. 起床時 寝ている間に汗で失われた水分を補給
2. 朝食時 胃が刺激され消化吸収がスムーズに
3. 10時頃 仕事の合間に
4. 昼食時 胃が刺激され消化吸収がスムーズに
5. 15時頃 仕事の合間にリフレッシュ
6. 夕食時 消化吸収を助けるとともに、アルコールの飲みすぎ帽子に
7. 入浴前 入浴時に失われた水分を補給
8. 就寝前 睡眠中に失われる水分を補給
水分補給にはお水がお勧めですが、難しいようなら自分の飲みやすい物でかまいません。
冬は体を冷やさないように温かいものが良いかもしれません。ただし、コーヒーや緑茶はカフェインが含まれているので、利尿作用があり、水分補給には適していません。ルイボスティー・麦茶・そば茶などがお勧めです。
冬場には脳卒中や心筋梗塞の発症が増えます。これは寒くなって血圧が上昇すること原因のひとつですが、水分不足も関わっています。寒くなって喉の渇きを感じにくくなることで、体の水分が不足し、血液がドロドロになり血管がつまりやすくなるのです。その結果、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性が高まります。
脳卒中・心筋梗塞の予防のためにも水分補給を忘れずに!!
本当の意味での健康は、肉体的、精神的、および社会的にもすべてが満たされている状態にあることを言います。
そのためは毎日の積み重ねがとっても大切です。