エース健康通信 6月号 『熱中症注意報』

健康通信
熱中症とは?

 

高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、
体内に熱がこもった状態です。

 

熱中症の原因

 

①環境
気温が高い、湿度が高い、日差しが強い、風が弱い、締めきった屋内、急に暑くなった、熱波の襲来

②体調
高齢、幼児、肥満、低栄養状態、下痢や発熱等の脱水状態、二日酔い、寝不足

③行動
慣れない運動、激しい筋肉運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況

 

熱中症の予防

 

重症度1
めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の汗などの症状がみられます
大量の汗をかくために水分が不足して血圧が下がり、めまいやたちくらみがおきます
塩分も不足して、筋肉が硬直したりつった状態になります
水分と塩分の補給 スポーツドリンクがおすすめ

 

重症度2
頭痛・気分が悪くなる・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感などの症状 
頭痛や吐き気がして体に力が入らなずぐったりしてきます
足を心臓より高くして休み、水分と塩分を補給しましょう

 

重症度3
意識障害・痙攣・手足の運動障害・高熱
体温が上がり40℃以上になると体温調節をする脳の機能が

低下します
顔が赤くなり、汗がでなくなり体内に熱がこもります
意識障害を起こして真っすぐ歩けずフラフラしたり、呼びかけに対してうまく返事ができなくなったり、痙攣をおこすことがあります
救急車を呼び、到着までの間は、顔を横に向かせて寝かせ、足を心臓より高くし、わきの下や首など大きな血管が通っているところを冷水などで冷やします

 

心も体も健康に

 

本当の意味での健康は、肉体的、精神的、および社会的にもすべてが満たされている状態にあることを言います。

 早めの対策を心がけましょう