エース健康通信 4月号 『運動不足は万病のもと』

健康通信
「運動をしない」ことによるリスク

 

「運動習慣がないこと」には、さまざまなリスクが潜んでいます。 筋肉量の低下・ 腰痛・肩こり・ エコノミー症候群・ 肥満症・高血圧・骨粗しょう症・生活習慣病 うつ病などの精神疾患・ 死亡率の上昇 など

 

運動がもたらす効果

 

動脈硬化性疾患(心筋梗塞など)にかかるリスクが低下する
心肺機能が向上し、感染症にかかるリスクが低下する
脳血流、ニューロンが増加し認知症にかかるリスクが低下する
体温が上昇し、リラクゼーション効果が得られることで睡眠障害が改善する
体脂肪を減らして肥満の予防・改善が図れる
ストレスの発散やリラクゼーション効果があり、うつや不安な気分の予防・改善が図れる
筋力向上、バランス能力向上により、転倒リスクの低下やロコモティブシンドロームの予防が図れる
自律神経機能が整い、便秘が解消する
骨に刺激が加わることにより骨粗鬆症の予防となる
乳がんや大腸がんにかかるリスクが低下する
脂質異常症、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防・改善
筋力向上、筋肉量増大によりフレイルやサルコペニアを予防・改善する

 

プラス・テン(+10)で健康づくりを

 

「プラス・テン(+10)」とは、今よりあと10分多く体を動かすことです。 これによって、例えば、死亡リスクを2.8%、生活習慣病発症を3.6%、がん発症を3.2%、ロコモティブシンドロームや認知症の発症を8.8%低下させることができるとの報告があります。 そして何よりも健康寿命を延ばすことに繋がります。

 

心も体も健康に

 

本当の意味での健康は、肉体的、精神的、および社会的にもすべてが満たされている状態にあることを言います。 運動不足を感じる方は、日頃からほんの少し意識してみてはいかがでしょうか。