なんと!!
高血圧は、日本人の5人に2人が羅患する「国民病」です。
しかし、自覚症状がないため、健康診断などで高血圧を指摘されても、約半数の人がそのまま放置してしまっているそうです。
高血圧は、全く無症状で、ある日突然死にいたらしめることがあるというところです。
心臓病、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などは、高血圧が原因であることが多いのです。
急に倒れたり、突然亡くなったり・・・
運よく一命を取り留めても、一生続くリハビリや寝たきりということもありえるのです。
血圧が高い人にとって、特に注意が必要な季節が冬!
冬に血圧が上がりやすいのは、体温を逃がさないように体が自ら交感神経を刺激して、血管を収縮させることが理由に挙げられます。そのため、普段は血圧が正常でも、冬だけ血圧の数値が上がる人もいます。
① 加 齢 加齢は止められませんが、血管年齢の維持は可能です
② ス ト レ ス ストレスで血圧が急激に上がってしまう人がいます
日頃からストレスと上手につきあいましょう
③ 睡 眠 不 足 毎日同じ時間に布団に入るなどの工夫をし、1日6時間以上8時間未満の睡眠を!
④ 運 動 不 足 無理のない程度の有酸素運動を30分以上取り入れましょう
⑤ 飲 酒 飲む頻度や量が増えると、おつまみの塩分も影響してしまいます。頻度と量を意識しましょう
⑥ 喫 煙 ニコチンが血圧を上げて動脈硬化を進めることがわかっていますので1本でも控えましょう
⑦ 塩 分 塩分の摂り過ぎは生活習慣病に影響します。1日8g以下が目安です
冬は気温が低く寒いため、体温の発散を防ごうと血管が収縮して血圧が上がりやすくなります。
また、冬は空気が乾燥していて肌から水分が蒸発しやすいため、気づかないうちに脱水症状となって、血圧が低下や血液の粘度が上がってしまう恐れもあります。
血圧が低下するのは良いことのように感じるかもしれませんが、脱水症状になると体のさまざまな機能に支障をきたすため、こまめな水分補給は必須です。
血管の収縮による血圧上昇、脱水症状による血圧低下、いずれも血液の粘度が高くなることから、脳梗塞や心筋梗塞などに注意が必要です。
本当の意味での健康は、肉体的、精神的、および社会的にもすべてが満たされている状態にあることを言います。
そのためは毎日の積み重ねがとっても大切です。